2016
07.24
07.24

嫌われる男こそ一流 レビュー 里中李生という人間がわからない
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里中李生という作家をご存知だろうか。ベストセラー作家らしいが
今まで全く知らなかった。
過去にたくさん本を出版しているようなので、レビューを読んでいたら、
酷評ばかり。しかし、私はそのような偏見は持たずひとまず読むことにした。
結果、☆1です。
理由は面白くなかったから。
「嫌われる男こそ一流」というタイトルなので、人に嫌われようと我が道を進め、
といった内容かと思いきや、まったく一貫性のない本なのです。持論を持っていると
思いきや、人からの評価を気にしたり、親が自分の本を人に薦めたくないといってることを気にしていたり、とにかく情緒不安定な感じを見せられているようなのです。
そういったことを面白おかしくかくならまだしも、技量がない。
単純に作家としての「力不足」なんだと感じる。
おおよそ、アマゾンのレビューは嫌がらせなどでもはなく、
みなが本心で書いているのだと思った。
しかし、この本で学んだことは2つ。
1つめはそれっぽいことを2割いっていたら、8割は愚痴でも本が成り立つということ。
2つめは炎上ビジネス。挑発的なことを書いて、批判意見を集め、読んでみたいと思わせる手法。
これらをフル活用している。戦略としては面白いのではないだろうか。
下手くそな文章を書かせ、あえて「よくこれでプロになれるな」と読者に思わせ
ネットに感想を書かす。よって、叩きたいがために本を読む人が増えるという手法だ。
これからの時代増えてくるかもしれない。
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